最近人気の収入保障保険とは?

定期保険のひとつで最近人気がある保険商品です。
収入保障保険は定期保険のひとつです。
もう一度、定期保険の基本を思い出しましょう。

では、収入保障保険について説明します。
どんな保険なの?
一般的に生命保険は死亡時に保険金を支払うことで遺族の生活の援助を行います。
定期保険の保険金は一括で支払われるケースが多いと思います。
「そっか、でもうちのすぐに使ってしまいそうだな~」
そんなことを思う方がいるかもしれませんね。
収入保障保険のイメージです。

死亡した時に一括で保険金を受取るのではなく、毎月ごとに保険金が契約期間支払われる保険です。
この保険の特徴は早く亡くなると受取る保険金の総額が大きく、契約期間が近づくにつれて受取る保険金が少なくなることです。
と言って「早く死んで~」とはなりませんよね。
一般的な定期保険と比べ保険金を支払うリスクが契約年齢に近づくにつれ減少するため一般的な定期保険に比べると安くなります。

一括給付も選択できる
遺族は毎月の給付よりも一括給付を望む場合もあります。
その時は一括給付を選択することも可能です。
ただし、受取総額は毎月受取る額よりも少なくなります。

契約時に悩む必要はありません。
給付の段階の遺族の状況で考えられることができます。
契約満了付近の死亡にも配慮
65歳で解約満了の契約で64歳6ヵ月で死亡した場合、給付される保険金は15万円×6か月になります。
これでは長く保険を掛けている意味が無くなってしまいます。
そこで保険会社は契約満了付近で死亡した場合に延長措置を設定します。
これを給付支払期間保障制度と言います。
設定期間は2年と5年が一般的なようです。(契約時に選択します)

2年、5年のいずれかを選ぶべきか。
これは遺族の年齢を考慮すべきでしょう。
遺族の年齢が若ければ2年程度の次の生活を始めることができるのではないでしょうか。
遺族の年齢が高い時は新しい生活に慣れるまで時間がかかることが想像される為5年にすると決めるなどが考えられます。
特約で生前給付も可能
「余命半年です」
悲しいことですがこんなことを宣言されることもあります。
生命保険の支払は死亡が条件で、生存時に支払いを受けることはできません。(解約すればべつですが、それは保険金ではありません。)
収入保障保険にリビング・ニーズ保険(生きるための保険で医療保険の一種)を特約契約すると生存中に保険金の一括、あるいは一部給付を受けることが出来ます。
遺族に残す保険ですが治療費、また療養中の生活費などお金があって困ることはありません。
特約を付けることで保険の利用目的に幅を持たせることができます。
就業保障保険と間違えないで
収入保障保険は生命保険ですが、就業保障保険と誤解されている方がいます。

就業保障保険はコロナの流行によって大きな注目を浴びた保険です。
自営業、フリーターは会社員と違い、自らが働かないとお金が稼げない方です。
コロナは治療費は国が負担しますが、療養・待機中の生活費は各自の貯えを消費することになります。
この経験は、アクシデントにより収入が断たれた時への保障を強く意識させることになりました。
保険金の給付条件は怪我や病気等で仕事ができない時に保険金が支払われます。
名前が「収入」と「就業」とかなり似ているため、誤解する方がいることもわかりますが、「収入」は遺族への毎月の給付のことです。
「就業」は自分の収入を保障することです。
この違いをしっかり覚えてください。
収入保険のまとめ
今回は定期保険の1つ、「収入保障定期保険」を説明しました。
保険料が一般的定期保険より安いことが魅力のひとつです。
遺族が一括、分割支払を選択できるのも大きな特徴です。

収入保障定期保険の利用方法は、子供の教育費を貯める期間の保障、あるいは老後の生活費への保障に利用するケースが多いようです。
このイメージについては今後、ブログ内で紹介する予定です。
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