マンション管理組合理事長さん、セアカゴケグモの注意喚起文を作成しました。マンションの掲示板で住民への告知をお願いします。

2023年2月1日、墨田区内でセアカゴケグモが発見されました。

墨田区はいち早く公園に注意喚起を設置しました。(東京都でも注意喚起をしています)

発見場所の詳細は不明ですが、この時期に発見されたと言うことは、これから暖かくなる春からは蜘蛛の行動範囲も広がり、活動も活発になると考えるべきです。

マンションは比較的、蜘蛛にとっては住みやすい環境らしく、共用廊下、階段、格子枠で蜘蛛の巣を見かけることが多々あります。

また、マンション近隣には公園があることも多く、各自治体は注意喚起をしていると思いますが、低学年や保育園の子供だけでは注意喚起等の文字から理解することは難しいと思います。

多くの場合は噛まれたとしても自然治癒で治るらしいですが、稀に重大な事態になるとの報告もあります。

各マンションの理事会は住民の安全の確保も重要な仕事のひとつです。

特にお子さんは長期のコロナ禍の影響で外で遊ぶことができない状況を経験しています。

暖かくなり、コロナの制限も緩和され、外で遊ぶ機会が増えます。

理事会の皆さん、管理会社のフロントの皆さんへ

マンション内に親御さんへの注意喚起の掲示をお願いします。

当事務所で墨田区の皆さんに利用できるようにpngで作成した注意喚起です。

画像をコピーして、Word、Excel、PowerPointに貼り付けて使用してください。

また、他の区、地域向けに連絡先がない画像も用意しました。

参考にセアカゴケグモに関する情報をピックアップしました。

東京都環境局HPより出典

【国内における確認状況】

44都道府県で確認されている。

【生態:生息地など】

〇 日当たりが良い場所や暖かい場所にある物陰や隙間に生息

〇 昆虫等を捕食

注意すべき場所の例

・ベンチの裏

・自動販売機の下

・ブロックやフェンスの隙間

・エアコンの室外機の下

・排水溝のふたの裏や側面

・外に置いてあるサンダルの中 等

【形態:大きさや特徴】

雌の体長は約7~10mm 雄の体長は約4~5mm(体長とは、頭部の先から腹部の先までの長さであり、足の長さは含まない。)

・毒性が強く、有害なのは雌のみで、雄は毒が弱い。

・全体が黒色で、大きな球状の腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。

・腹面に赤い砂時計状の模様がある。

健康被害の具体例

〇 刺咬しこうにより、局所の疼痛とうつう熱感ねつかん掻痒感そうようかん紅斑こうはん硬結こうけつをきたし、区域リンパ節が腫脹しゅちょうする。

〇 通常は、数時間から数日で症状は軽減するが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがある。

〇 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じる。

被害にあった時

傷口を流水や石けん水で洗い、医療機関を受診してください。

 

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