LED交換後の基本料金の見直しをやってますか?

中小規模のマンションは電力会社と消費ワット数で契約をします。
皆さんの家庭でも契約ワット数がありますよね。
10W、20W 、30W、50W など。
テレビ、エアコン、電子レンジ・・いっぺんに使って契約ワット数を超えるとブレーカーが落ちます。
大きなワット数で契約すると使用できる家電の数が多くなりますが同時に基本料金も高くなります。
あれと同じように低圧電源でマンションに電気を引き込んでいるマンションにも契約ワット数があります。
LEDに電気器具を交換した時、これまで40Wだった電球を7W程度に交換することになります。
例えば50基の照明設備が館内にあったとすれば(40W-7W)×50=1.65Wの節電ができることになります。
マンションでは常用電灯と夜間電灯があるためすべての時間で節約量が一定ではありません。
ただ、夜間に全灯された時の契約ワット数を抑えられていることは間違いありません。
であれば、もしかすると契約ワット数を下げることができるかもしれません。
もちろん、エレベーターや抑揚ポンプ(給排水ポンプ)もあるため、出来ないこともありますが、確認するだけならお金はかかりません。
例え、月数百円の変更かもしれませんが、これから何十年も住みマンションです。
是非、トライしてください。
やり方は簡単です。
管理会社に共用部分の契約ワット数を確認した上で、変更の可能性を調査することを依頼するだけです。
理事会の時にフロントに依頼すれば次の理事会までには結果でます。
ただし、必ず結果を書面で提出してもらうことです。
以前、あった事例ですがフロントが調査務せず、理事会で「基本契約の変更はできない」と回答したことがあり、後日、管理会社に抗議をしたことがあります。
フロントへの依頼ことは必ず書面(理事会議事録)に残することです。
万が一、フロントが記載内容を履行しなければ、委託契約の債務不履行として契約の解除、賠償請求も可能になります。
来年も物価が上がり、管理会社から委託費の値上が予想されます。
管理組合も自分で出来ることは自分たちでやる。
少しの節約も長い目で見れば大きな節約につながります。
また、高置水槽を直結加圧方式に変えた場合やEVの交換を行った場合も基本料金の確認はすることをお勧めします。
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