夜にマンションに響く外国語(騒音編)

管理員時代は夜間の仕事も経験しています。

200戸規模の2棟がジョイントされた構造のマンションで勤務していた時代の話です。

このマンションは都内にあり、220台の自走式駐車場を保有している比較的敷地が広いマンションです。

マンションは専有部分の気密性は高く、窓を閉めると室内の会話が外に聞こえることはほとんどありません。

しかし、共用部分で夜間の会話はそれなりにマンションに響くものです。

それが携帯電話での会話では尚更ではないでしょうか。

「○×△☆♯♭●□▲★※」

意味はわかりませんが、どうやらお隣の大国の言葉らしく、大きな声で携帯で電話をしています。

「はははは」

「○×△☆♯♭●□▲★※」

「わはははは」

日本語であれば何を話しているの?

興味も沸きますけど、異国の言葉では雑音、騒音以外の何物でもありません。

 

この状態が続くと管理室に「外の声、何とかして!うるさい」

やっぱり・・来たって感じです。

こんなことは良くあることで月に1度、多い時には数度はあります。

 

元々、お隣の大国の方は声が大きいように思えるのですが、皆さんも大声で話す異国の言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

まぁ~、関西のおばちゃんの声の大きさも有名ですが、意味が分からない言葉は騒音や雑音と感じてしまいがちです。

甲高い笑い声・・意味不明な言葉

これが繰り返され、それがマンション内に響くとなればクレームも仕方がないのかもしれません。

  

こんな時、管理人は会話をしている方の視界に入り、声のトーンを下げて欲しいとジェスチャーで伝えます。

相手も指で「OK」

これで一見落着・・・とはいきません。

 

数分もするとこのトーンは元に戻ります。

これを数度繰返して、電話が終わります。

 

電話だけではありません。

大きなマンションになれば、同じ国の方が数名いることも珍しいことではありません。

マンション内で立ち話もよく見かける光景です。

女性同士のは話は・・・長い(ごめんなさい)

でも、長いですよ。

広いマンションなので巡回も1時間ほどかかります。

巡回に出て戻って来てもまだ話していることはよくあります。

 

このマンションはロビーにソファーもあって談話も可能ですが、立ち話は偶然会ったことで始まるためなのでしょう。

その場所を離れる時は会話が終わる時で、移動してゆっくり話をすることは見かけたことがありません。

 

当然、異国の方同士の会話も大声。

やはり、クレームは来ます。

この時も注意の方法は同じですが・・・。

中には「お話ししているだけ、声が大きい?知らないね」と無視をする方もいます。

それでも低姿勢でお願いをする以外に方法はありません。

あとは・・会話が終わるの待つ・・。

今では懐かしい思い出ですが、あの時は、ひとつの仕事の悩みだったと記憶しています。

 

日本人はマナー、常識として小声で話す習慣は皆さんも意識をしなくても実践されているのではありませんか。

また、立ち話は他人に聞かれたくない、そんな心理が働くことで互いに小声での会話になるのかもしれません。

 

声の大きさはひとそれぞれですが、言葉が持つ発音は国によって伝わり方に違いがあり、隣国の言葉は大きな声になりやすいのかもしれません。

いずれにせよ、周囲を気遣う習慣はあまりないように感じてしまいます。


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