真夏の管理員の仕事は過酷

暑い日が続いていますね。

こんにちは、せっかめです。

管理員の仕事は、外周や共用部の掃除など管理室以外の作業が多く含まれます。

大規模なマンションであれば、立派な冷暖房付の管理室が備わっていますが、中規模以下のマンションは、床面積も1~2坪程度、冷暖房もなく、その上、防犯カメラの記録媒体が24時間稼働している状況です。

当然、室内は30度を軽く超え、酷い時には40度近くになります。

見かねた住民の方から扇風機の差入れ(買換えで出た廃棄予定)が持ち込まれることもあります。

夏場の過酷な労働環境と言えば、ゴミの搬出も管理員には重要な仕事です。

ゴミ室は防犯上から、窓のない個室作りになっているケースが多く、換気扇は設置されていますが冷暖房はありません。

夏場は生ごみの発酵した臭い、コバエ、ゴキブリなどかなりの悪環境です。

大抵の自治体は3日に一度回収しますが、逆に言うと3日間、ゴミ室に放置されるケースもあります。

ほとんどの住民の方は、きちんとごみ袋に密閉して廃棄してくれるますが、前日前に出されたゴミの中にはコバエが大発生していますね。

ディスポーザーが設置されているマンションは、ほぼ生ごみがないため、ゴミ室は臭気も少ないのですが、総菜ケースや弁当ケースを洗わず出す方いるのでそれなりに臭いますね。

可燃ごみを搬出した後には、床掃除(水洗いやモップ掛けなど)を行い、併せて換気もします。

規模にもよりますが、1~2時間程度はかかるのではないでしょうか。

これが終わると館内の掃除です。

掃除機を完備しているマンションは少なく、ほうきと塵取りが一般的でしょうかね。

共用部面積にもよりますが、歩くだけでもかなりの重労働です。(契約によって掃除の内容は変わります。)

もうひとつ、炎天下の雑草の駆除です。夏の草はこんなに成長が早いのかと思うほどの勢いで生えてきます。

床ブロックの隙間やブロック塀やフェンスの隙間にきっちり、伸びてきます。

除草剤を使うマンションもあるようですが、ペット可のマンションでは除草剤の使用は難しく、管理員が手作業で行うことがほとんではないでしょうか。

草取りって腰に来るんですよね。そのため、高齢や腰に持病をもつ管理員は銭湯の腰掛のような椅子を使って作業している方もいますね。

終日勤務の管理員の方は別ですが、午前中だけの管理員はこれらの作業を臨機応変に1週間の中で行い、館内の清潔を維持しています。

大抵の管理員は、作業後シャツは汗でべっとりになり、着替えを持参しています。当然、熱中症対策に大きな水筒に塩飴などは必需品です。

クーラー完備の管理員室が羨ましいこの頃です。

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