マンション行政に住む地域の格差を感じてしまう

マンション管理士の仕事をしている国土交通省や各自治体の住宅課の担当者と話をすることがよくあります。
当事務所の場合だと世田谷区、墨田区、東京都、国土交通省です。
問合せの内容はほとんどが「不明な点の確認」になります。
制度上の手続き、法律の解釈、補助金適応の是非など様々です。
問い合わせに対しては皆さん、親切丁寧に教えてくれるので助かっています。
当事務所は昨年、墨田区から世田谷区に事務所を移転しました。
墨田区は区の支援で毎月、相談会を開催していますが、世田谷区も区の支援の元、同様に相談会を開催している点では同じです。
世田谷区は、マンション施策の一環といて「世田谷区マンション交流会」を立上、世田谷区にお住いのマンション管理組合への情報提供を行っています。
マンション交流会が凄い点は毎月開催していることもそうですが、区の担当者が必ず参加して、皆さんに対して有益な情報を提供していることです。
情報によっては参加者から不平や不満が出ることもありますが、それに対してもひとつひとつ丁寧に説明しています。
各区も住民からの問合せには親切に対応しているとは思いますが、それはあくまでも問合せに対してのことです。
自らが表に立って情報を公開する世田谷区とは異なります。
世田谷区にあるマンションは他の区より良い環境を提供されていると思いますね。
ただ、それを利用するかしないかは各マンションの理事会次第です。
多くのマンションの理事さんたちは、何かトラブルが起きると大騒ぎしますが、日頃から情報のチャンネルを開いて収集することも大切な仕事のひとつです。
東京23区のすべてを知っているわけではありませんが、少なくとも世田谷区はマンション管理組合に大きく門を開いて受入れる体制を作っていることは凄いと思います。
東京都マンション管理士会、世田谷支部の一員として協力は惜しみませんが、負けないようにがんばります。

また、皆さんからのご質問や相談をお受けしています。
お気軽にお問合せください。
最後までお読み頂きありがとうざいます。
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