国家資格の取得は始まりであって目的にしちゃ勿体ない

資格試験が終わって合格すると達成感、不合格だと虚脱感を感じますね。
55を過ぎてから仕事上であった方が良いと思って仕事の合間で勉強しましたが、人生で一番真剣に勉強した時期なのかしれません。
生活が充実して一日一日が短く感じ、あっという間に試験日が迫る感覚。
充実感と言うのとも違う、不安が大きくて誰からも追い立てられるわけでも無いのに机に向かう。
スポンジが水を吸うように身に付く知識に驚いたり、何度も同じ問題で間違う自分に腹を立てたり。
もっと若くにこの感覚を知っていたら違った人生があったのかもしれないと思いますね。
小さい頃、親が勉強しないと言っていたことの意味がわかったりします。
と同時に試験に受かるとそれで満足。
次の達成感を感じたくなって次の資格の受験を考える。
合格する感覚が目的になったりしてしまう。
だめです。
資格取得はあくまでも通過点。
資格を利用してこそ苦労した甲斐があります。
仕事の幅が広がったり、業績が良くなったり。
資格を使ってこそ、その資格の持つ意味を実感することができます。
特に独占業務のある資格は「資格を取って良かった」と思える時があります。
宅建士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士を取得した方は業界に身を置いてその必要性と責任を実感してください。
たくさんの経験が待っています。
ひとつの資格をっ持つだけで相手もあなたを違った目で見ます。
そして、書類に記名押印をする責任の重さを知ります。
重要事項説明書への押印は書かれた債務を約束する証しです。
ミスれば債務不履行。
やって当然の世界です。
各資格の本質がサービス業の延長にあることを知ることになります。
だから最後に求められる人間力、資格だけでは得られないスキルの必要性。
資格取得はそのスタートに立っただけのことです。
資格を使わないのはもったいない。
さあ、本気で仕事を楽しみましょう。
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