東京都住生活シンポジウムに参加してきました

10月24日、東京は寒い一日でした。

ブログでも紹介した東京都住生活シンポジウムに参加をしました。

会場は都民ホール、最近はどこの会場でも行われている検温、消毒を済ませ、ホールに入るとひと席置きに座る配置が事前に準備されていました。

会場はほぼ満席でした。

参加年齢は幅広く、女性も半数程度だったと思います。

小池都知事のビデオメッセージでシンポジウムは開始です。

2025年から導入が予定されている新規住宅への話もありました。

その後、都庁住宅政策本部環境課から「HTT推進」に関する講演がありました。

へぇ~と興味深いデータもあったので今後、皆さんにも順次、お知らせしたいと考えています。

基調講演は3講演ありました。

● 住宅確保困難者への支援活動を行う豊島区のNPO法人

● 高経年マンションの耐震化工事を主導した設計事務所

● 空家の活用を地域と一緒に行っている不動産会社

内容はそれぞれに面白かったですが、何せ、1講演20分では活動の概略説明が中心で、活動内容等の詳細はわかりませんでした。

ただ、皆さんが社会問題に取組、成果を上げられていることは理解できました。

 

その後、基調講演講演者とのパネルディスカッションです。

テーマは「多様性と包括性に溢れた住まい、その実現に向けて必要なことは?」

副題は「人が輝く東京」の実現のために住まいが果たす役割

???

つかみどころのないテーマですが、話はとても面白かったです。

時間は1時間でしたが、社会問題の中で住宅に関する問題を解決している皆さんの発言は、説得力があり、多くの方がメモを取る姿が印象的でした。

司会をされた東京大学教授、大月先生の進め方がスムーズでいつの間にか引き込まれていました。

ファシリテーター(会議や議論の際に、グループがより協力し、共通の目的を理解し、目的達成のための計画立案を支援する人のことである。ウィキペディア)として渡辺真理さんが参加されていたのですが、自分の話を交えながらテーマに沿った内容を分かり易く話す姿は流石の一言でした。

容姿も相変わらずで、マスクで顔が半分見れなかったことが残念です。

 

住宅と言う大きなテーマを細分化すると一見、無関係な仕事も色々なところに接点があることがわかりました。

それぞれの分野で活動されている方に共通していることは「熱意」があること。

その熱意が周辺を巻き込み、伝染することで大きなことが成し遂げられる。

たぶん、多様性と包括性にあふれた住まいを実現するために、今いる生活の場にある問題をひとりひとりが熱意をもって向き合うことがスタートになるのだろうと感じることができたシンポジウムでした。



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