AEDの導入を提案中

訪問相談や無料サポートで訪問する組合にはAED設置を提案してます。
AEDの名前や設置してある場所を一度は見たことがあると思いますが、心肺停止に状態になった時に電気ショックにより蘇生を行う装置のことです。
高齢化が進むマンションでは居住者の平均年齢が60歳を越えることは珍しいことではありません。
皆さん元気で健康が自慢の方が多いようですが心室細動はいつ起きるかわかりません。
起きてから救急車が到着する時間は心停止された方にとっては長すぎる時間です。
一分一秒が生死の分かれ目になる心室細動です。
しかし、現実にAED導入を検討されるマンション管理組合は多くありません。
理由は幾つ考えられます。
- いざと言うとき使う自信がない
- 必要性を実感できない
- 救急車で間に合う
- 導入コストがかかる
- 維持費もかかる
- 耐久年数が6~8年と短い
- 高額である(約10万円)
使わないに越したことはない装置ですが、あれば安心できる保険のような存在です。
自分が心肺停止になることはなかなか想像できないことですが、万が一、ご自身、奥さん、子供が心肺停止になった時、救急車の到着がどれほど長く感じられるか想像してください。
ご自身に出来ることの少なさ、歯がゆさを感じるはずです。
そんな時にAEDがあれば、助かる確率を何倍も上げることが出来ます。

統計によればAEDの普及によって突然の心肺停止時の救命率は119番通報に比べて6倍以上の効果があると報告されています。
AEDは公共施設や交番にはありますが、そこから取って戻るまでの時間が必要です。
また、会社や役場にあったとしても夜間、扉は施錠されていることが多く持ちだしは難しい状態です。
使用方法は難しくありません。
パットを胸に付けると機械が電気ショックの必要性を判断してくれます。
上級救命技能認定の講習で疑似体験しましたが、想像より100倍ぐらい簡単でした。
また、住民全体への指導は設置時に行われます。(消防署に相談すると派遣してくれるケースもあります。)
管理組合の理事の皆さんは、住民のため、大切な家族のため、AEDの設置を組合として考えてください。
また、皆さんからのご質問や相談をお受けしています。
お気軽にお問合せください。
最後までお読み頂きありがとうざいます。
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