不動産資格はフィールドワークを大切に

こんにちは、せっかめです。
不動産関係の資格は、勉強していてもなかなか身に付かないことが多い専門用語がたくさん出てきます。

特にマンション管理士や管理業務主任者の試験は設備の関する問題も多く、参考書も一般的な知識を書いているだけです。
連結送水管、ピロティー構造、鉄筋造、鉄筋コンクリート造、キューピクルなどなど数え切れたら切りがありませんよね。
しかし、試験の問題数も毎年一定数出題され、合否をわかるポイントとも言われます。
それでなくても各法律や指針(区分所有法、標準管理規約、簿記、宅建業法、標準委託契約書など)だけでも大変なのに厄介です。
せっかめが実践していたのは、設備等の知識を身につけるには本を読むより実物を見て覚えました。
皆さんは日々、会社に出勤していますよね。
お住いは何階ですか。エレベータは使いますか?
例えば朝の出勤時に、エレベータの開閉部分の幅は?、奥行きの幅は?エレベーターホールの規格幅は?と自問自答して知識を確認します。
次は、最近のエレベータに義務ずけられている2つの機能は?
貴方の使っているエレベーターは何方式?
積載重量の一人当たりの体重は何キロで計算されていますか?
と言った具合に知識を日常に取入れていきます。
一日に会社も含めて何度かエレベーターは使いますよね。この時にこれを繰返すことで嫌でも身に付きますよ。

この知識に階数の設置基準、法定検査の期間、定期点検は?、メンテナンス方式、事故時の報告義務などの知識を繋げます。
これが日常で学習するフィールドワークの方法です。
出勤は時間に追われている方も多いと思うので帰宅時に少し歩いてみれば試験問題になる設備はたくさん見つけられます。
ピロティー構造の建物を発見したら、耐震補強の方法は?と言った具合に関連する知識を頭に浮かべます。
耐震基準が大きく変わった年度は?他の補強方法は?・・・・とどんどんと知識を紐付けていきます。
街中で良く見つける連結送水管ですが、設置基準は、キーワードは5,7,9です。(これが判れば知識が身に付いている証拠です。)
連結送水管の管耐圧試験の実施は築年年目から、何年毎ですか?
連結送水管を使うのは誰?、設置されている目的は?
(ちなみに答えは*消防隊員が使用します。基本的に5階以上の消火に使用します。(キーワードの5がつながりました。))
これに対して室内に設置されている消火設備は?
無限に知識が厚みを増します。
民法や区分所有法、マンション管理適正化法などは机で知識を覚えるしかありません。
せっかめは、過去問を死ぬほどやりました。
*せっかめは、過去問10年分を試験までの半年間でどの資格も10回以上やりました。
家の学習に疲れたら散歩、散策で体をリフレッシュさせながら視覚的に知識を習得します。
街中で北側斜線の影響で上部が切れたマンションや建物を見つけると嬉しくなります。
これ以外にも高所水槽とか、建物の壁をみればサイディング、手張りのタイル、スコッタ、リシンなど様々な知識を手で触って覚えることが出来ます。
世の中の建物はすべて法律に従って作られています。
教材はまわりに山ほどあり、これを利用しない手はありません。
ちなみにこの方法で、せっかめは、マンション管理士の試験は、設備、法規の問題が全問正解でした。
皆さんも試しては如何ですか?
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