先月の特集で取上げた「新築分譲マンション購入者とは」ですが、国土交通省のレポートには中古マンション購入者についても結果が報告されています。
高騰する新築分譲マンション価格ですが、中古マンションの市場はどうなっているのでしょうか。
ハトさんマークで有名な(公社)東日本不動産流通機構が毎年、中古マンション市場動向を公開しています。
幾つか紹介します。(クリックすると大きなグラフなります。)

出典(公社)東日本不動産流通機構
首都圏の中古マンション市場は、2020年初めから新規登録数も減少傾向が顕著になり、一時期コロナの影響もあって成約件数の変動が激しい時期もありましたが、比較的順調に推移しています。
売りに出されるマンションの減少傾向は続いた結果、在庫数も減少していましたが、昨年2021後半から徐々に増加に転じています。
一方で成約したマンションの㎡単価は上昇傾向にあります。*新築分譲マンションの高騰の影響が大きいと考えられます。
2021/10の平均単価60万円/㎡は2LDK~3DKタイプの45~60㎡の中古マンションが4200万円ぐらいと言うことになります。(東京23区を含むデータなので都市に近づけば価格はもっと高くなります。)
こんな状況の中古マンション市場で購入者はどんな人なのでしょうか?
特に中古マンションは買換えの時の選択肢として選ばれることが多いのですが、購入者は何を決め手にマンションを選んだでしょうか。

気になることたくさんありますよね。
グラフや表をたくさん使ってわかりやすく説明しています。
併せて新築分譲マンション購入者との違いもコメントを載せています。
他人は他人ですが、購入者の経験は役立つことも多くあります。
気楽に興味本位で読んで頂いて構いません。
皆さんのマイホーム取得計画に何か役立てばと思います。
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