こんにちは、せっかめです。

2021年も残すは今月だけになりました。

コロナも収まっている様子ですが、新たなオミクロン株がかなり心配ですが、ラストスパートでがんばっていきます。

コロナが流行し始めて2年になりますが、社会も大きく変わりました。

企業も在宅勤務を推奨し、その結果、自宅から参加できるWEB会議が盛んに行われ浸透しました。

上半身がスーツ、下半身がパジャマで出社が当たり前になった時期もあったのではありませんか。会議中に子供参入や宅配訪問などなどWEB会議での話題はたくさんありますよね。

マンション管理組合も感染の恐れから理事会や総会の開催がままならず、理事長や理事の皆さんはご苦労されたと思います。

しかし、中にはWEB会議システムを利用して理事会を実施された管理組合もあると聞きます。

国土交通省もコロナの影響を受け、理事会や総会が規約通りに実施できない事態を重く考え、浸透し始めたWEB会議システムを用いた開催を認める方向で指針等を発表していましたが、令和2年に標準管理規約の一部改訂でITを活用した理事会、総会の開催について必要な規定の整備を行いました。

しかし、いきなりITと言われても気後れする方も多いのではないでしょうか。

マンション管理組合は年齢層も職業も異なる方で構成され、ITとの関わり合いも様々です。

明日からWEB会議を開催しますと言われて対応できる組合員の方は少ないはずです。

今回の特集記事では、改定された標準管理規約でWEB会議システムを用いた総会、理事会について説明をしますが、WEB会議とは一体何か?と言った内容を初心者でも分かり易く説明します。

小学生や中学生は、一人一人のタブレット端末を持ち、自宅で授業を受ける時代です。わからないことがあれば、お子さんやお孫さんに聞きながらWEB会議システムと遠隔で行う会議について知ってください。

IT特有の言葉がありますが、その都度、分かり易く説明を加えます。


ITって何?

Information Technologyの略語です。

情報技術のことですが、情報を取得(入力)、保存、伝送(送信)する技術全般を示す言葉です。

飛脚、手旗信号、モールス通信、有線電話、無線も大きな意味でITに含まれますが、コンピューターを用いた技術に限定する方もいます。

近年の発展速度には正直、専門家以外は誰もが困惑しているのではないでしょうか。

ポケベル、携帯電話、スマートフォンとハードの進化も激しく、その上、情報を送る量も3G、4G、5Gとすさましい勢いで技術開発が行われている分野です。

最近はコロナ禍、親族であっても会うことができず、せめて画面越しに対面をしたいとスマートフォンやPCを使った互いの元気を確認することが普及しました。皆さんの中にも年齢に関わらず、テレビ電話を経験した方も多くいると思います。

基本的にはあの技術を利用して複数の人が遠隔上で決められた仮想空間に集まり、互いの意志を確認することです。

この他に今回改正によって変更になった理事・役員の解任、共用部の利用、維持保全関係についてまとめたので確認してください。



目次

 1章 WEB会議システムを理解する

2章 改定標準管理規約(WEB会議編)

3章 改定標準管理規約(電磁的方法)

4章 改定標準管理規約(理事・役員解任等)

5章 改定標準管理規約(共用部の利用)

6章 改定標準管理規約(維持保全)


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