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せっかめと学ぶ 管理計画認定制度
管理計画認定制度とは?
取得する意味と、
準備の進め方。
「認定を取ると、私たちに何がいいの?」
住民と理事会の疑問から、順番に解説します。
管理計画認定制度は、自分たちの管理を点検し、将来へ引き継ぐきっかけになります。
認定を目指す意味を知る誰のため? 分譲マンションの管理組合・住民の皆さん
何が変わる? 管理状況を説明しやすくなり、引継ぎや改善の材料になります。
最初にすることは? 規約・決算書・長期修繕計画がそろっているか確認しましょう。
MEANING
管理計画認定を取得するメリットは?
総会は開いている。積立金も集めている。それでも「この管理で大丈夫なのか」と聞かれると、答えに迷うことがあります。制度の基準に照らして確認すると、できていることと、改善が必要なことを整理できます。
管理の課題を整理する
規約、会計、修繕計画などを確認し、理事会で何から取り組むか話し合う材料にします。
管理状況を伝えやすくする
日々の管理の取組を、住民や購入検討者が知るための材料になります。売却価格の上昇を保証するものではありません。
担当者が代わっても引き継ぐ
決議、会計、修繕履歴などを整理し、特定の理事だけが分かる状態を減らしていきます。
SYSTEM
管理計画認定制度の仕組みと有効期間
一定の基準を満たすマンションの管理計画を、地方公共団体が認定する制度です。管理の運営や資金計画などを確認するもので、建物のすべての安全性や将来の資産価値を保証するものではありません。
CHECK
認定の条件は? 主に確認する5つの分野
理事会・総会の運営
役員の体制や総会の開催状況など、組合を動かす仕組み。
管理規約
緊急時の立入り、修繕履歴の保管、情報提供などの定め。
会計と修繕積立金
管理費と積立金を分けて管理しているか、滞納への対応など。
長期修繕計画
将来の工事と資金の見通しが、適切に計画されているか。
名簿などの管理
組合員・居住者の情報を、必要な確認と更新につなげているか。
ここでは主な分野を紹介しています。全ての認定要件を列挙したものではありません。自治体の独自基準や申請方法も確認します。
認定取得のインセンティブ
認定を取ると、どんな優遇があるの?
管理組合が使う制度と、住戸を購入する方が使う制度があります。誰に、どんな場面で役立つかを分けて確認しましょう。
| 誰に役立つ? | 使う場面 | 優遇の内容 | 確認する条件 |
|---|---|---|---|
| 管理組合 | 共用部分の修繕資金を借りる | 住宅金融支援機構のマンションすまい・る融資(共用部分リフォーム融資)の金利を、認定取得により年0.2ポイント引下げ。 | 融資申込時に認定を取得していること。融資の審査や商品ごとの条件があります。 |
| 管理組合 | 修繕積立金をすまい・る債で積み立てる | 2026年度募集の10年満期時の税引前年平均利率は、通常2.000%、認定すまい・る債2.100%。 | 募集年度・応募要件・認定の確認時点などを確認します。毎年同じ利率を受け取るという意味ではありません。 |
| 住戸の購入者 | 対象住戸の購入にフラット35を利用する | 【フラット35】維持保全型の単独適用で当初5年間、年0.25ポイント引下げ。 | 住宅の技術基準や借入れの条件などがあります。今住んでいる全員の住宅ローンが自動的に変わる制度ではありません。 |
| 各住戸の所有者 | 対象となる大規模修繕後に申告する | 長寿命化促進税制の要件を満たすと、翌年度の対象となる建物の固定資産税を1/6〜1/2減額。割合は自治体の条例によります。 | 認定に加え、積立金の引上げ、工事内容・履歴・時期などの条件が必要です。 |
例えば年3.0%の金利なら年2.8%になる、という意味です。これは仕組みを示す仮の例で、現在の適用金利ではありません。
認定は、日々の管理状況を住民や購入検討者へ伝える材料にもなります。売却価格の上昇や融資・減税の適用を約束するものではありません。
優遇内容の確認日:2026年10月17日。利率は募集年度や商品改定で変わります。利用時の最新条件を確認してください。
PROCESS
管理計画認定の申請までに、何をする?
- 現状を確認する
規約、決算書、長期修繕計画、総会議事録などを確認。
- 不足を整理し、改善する
必要な改定や計画見直しを検討し、組合の手続きに沿って決議。
- 総会で申請の決議・事前確認
事前確認を利用する場合は所定の手続きを進めます。
- 自治体へ申請し、認定後も管理を続ける
申請方法と手数料は自治体等で確認します。
FAQ
せっかめと確認。よくある質問。
築年数が古いマンションでも目指せますか?
古いという理由だけで対象外になる制度ではありません。運営・規約・会計・修繕計画などを確認します。
積立金が少ないと、すぐ値上げですか?
まず工事計画と資金を確認します。必要額や現状との差を整理し、改善案を住民に説明して検討します。
認定を取れば高く売れますか?
管理状況を伝える材料になりますが、売却価格は立地・建物・市場などにも左右されます。
無料訪問で、申請まで全部お願いできますか?
初回の訪問相談で現状と課題を整理します。申請支援などの具体的な業務は、範囲と費用を事前に説明します。
言葉が難しいと感じたら
- 管理計画
- 管理組合の運営や、建物を維持するための計画です。
- 修繕積立金
- 将来の修繕工事に備えて、管理組合で積み立てるお金です。
- 長期修繕計画
- いつ、どんな工事が必要で、いくらかかるかを長期的に整理した計画です。
認定を目指すなら、まず何を用意する?
初めから申請書を完成させようとしなくても大丈夫です。管理組合や管理会社に保管されている資料の所在を確認するところから始めましょう。
- 現在の管理規約・使用細則
- 総会議事録や役員の選任が分かる資料
- 決算書・予算書、管理費や修繕積立金の状況が分かる資料
- 長期修繕計画と、見直し・承認の記録
- 組合員・居住者名簿を確認・更新する仕組み
名簿などの個人情報は、初回のお問い合わせに添付する必要はありません。相談時に必要な範囲と確認方法を調整します。
申請や支援には費用がかかる?
事前確認・自治体への申請・専門家の支援などに費用が生じる場合があります。金額は手続きや依頼内容で異なるため、認定による優遇だけでなく、取得・更新や改善に必要な費用も合わせて検討します。
認定を取った後は?
認定の有効期間は5年です。総会の運営、記録の保管、修繕計画の見直しなどを続け、更新に備えます。管理計画を変更する場合の手続きも所在地の自治体へ確認します。
せっかめと、もう少し詳しく
制度の背景や、理事会での考え方をnoteでも。
このページで制度の全体像をつかんだら、FJマンション管理士事務所のnoteもご覧ください。マンションの管理や修繕について発信しています。
事務所のnote・記事一覧を見る ↗今後、詳しく取り上げたいテーマ
以下は記事企画です。公開済み記事へのリンクではありません。
- 認定を取ると、住民にどんないいことがある?
- 借りる・積み立てる・購入する。それぞれの金利優遇
記事を読んでも「自分たちの場合はどうなる?」と迷うことがあれば、下の無料訪問相談からお問い合わせください。
無料訪問サービス
うちのマンションは、
何から始めればよいでしょうか。
対象かどうか分からない段階でも、お問い合わせください。FJマンション管理士事務所が、管理組合のお話を伺い、現在の課題と次に確認することを一緒に整理します。
初回の訪問相談は無料
日当・交通費も不要です。規約、会計、修繕計画など、手元にある資料をもとにお話を伺います。
訪問には理事会の事前承認が必要です
承認前でもお問い合わせいただけます。相談内容と訪問希望日をお知らせください。
相談後の業務は、内容を決めてから
申請支援、規約や長期修繕計画の見直し、証明書に関する業務などは、必要性と業務範囲・費用を事前に説明します。
無料相談で認定取得・減税の適用が確約されるものではありません。認定は自治体、税の減額は課税庁が判断します。
制度の確認先
制度確認日:2026年10月17日。具体的な申請は所在地の自治体と最新の公表資料をご確認ください。
